大地の芸術祭(2日目)

2日目は朝6時仮眠室で起床。イビキやらセキやら少々にぎやかな大部屋でしたが、割と気にならず6時間平らな寝床で毛布まで掛けて寝られました(自分もイビキうるさかったかもしれないし)。起きた後は眠気覚ましにすぐお風呂に入ることができるのがよいです。

今回作品数が多く広域に分散しているため2日間では時間が足りず、すべての作品を見てスタンプを集めることを目標にするのは現実的でないので、芸術祭の2日目は昨日行かなかった他エリアの拠点施設を中心に回ることにしました。

昨日来た十日町エリアは今日はスルーして、まずは川西エリアの車のドリフト、ナカゴグリーンパーク一帯は広くて作品も豊富、光の館は時間がなくて外からみるだけ、バッタじゃなくイナゴの滑り台も見学(作家は塩澤宏信さん)。

末代エリアの農舞台、ここで順番が来るのを待ってバフェのランチ、そしてその周辺、道の駅と鉄道の駅が合体したまつだい駅にはインフォメーションもあります。

松之山エリアの三省ハウス、森の学校キョロロの塔の中の真っ暗闇の階段を上って下りて足くたくた、旧東川小学校の最後の教室もまた真っ暗ながら何か幻想的、黒い紐を張り巡らした家の記憶、そしてここで豪雨、しかもちょっとしたトラブル発生。でも結果オーライ。

津南エリアは本当に端っこをかすっただけ、ダイナミックな砂防堰堤と導水管のニョロニョロを見学。夜に来ると光でオブジェがキレイに見えたらしい。

中里エリアに戻って丘の上のカーテンのたなびく窓を見て、見逃した他の作品をいくつかスタンプを押して、夕方6時過ぎに湯沢ICから関越道に乗りました。途中の渋滞を心配しましたが、時間を遅くしたのが効いて自然に解消、環八も246もまったく渋滞知らずで家まで帰り着きました。

今回、歴史ある「大地の芸術祭」であるから過去発表の作品も多い中、自分自身はこの芸術祭には初参加なのでどの作品も新鮮な気持ちで眺めることができました。緑豊かで田んぼの黄緑が眩しい広域な里山を、作品を求めて車でめぐる方式も楽しかったです。できればこの会期中にもう一度(難しいか!?)、そうでなくても3年後の次回もぜひまた訪れたいものです。