あいち2022

愛知で開かれている国際芸術祭の「あいち2022」へ行ってきました。これまであいちトリエンナーレ(あいトリ)と呼ばれていましたが名前が変わったようです。2019年の前回展の記事はこちら

aichitriennale.jp

高速道路の渋滞を避けるために、いつものように金曜日の夜10時に自宅を出発して刈谷PAで仮眠しました。

初日は名古屋の愛知芸術文化センターから。開場する朝10時の前に余裕をもって名古屋に到着。一日最大1,000円のパーキングに車を停めて歩いて移動。テレビ塔中部電力MIRAI TOWERのそばまで行ったり、オアシス21の喫茶店でコーヒーを飲んだりして、時間をつぶしてから会場入りしました。3フロアに分かれて作品がたくさんあって、だまし絵のスピーカーとかI AM STILL ALIVEの電報とかが面白かった。

午後1時を目安に次の会場の一宮へ移動。一宮市役所の駐車場が30分100円と安い。昔銀行だったというオリナス一宮に設置された奈良美智の作品がステキ。街中の作品を歩いて回り、少し離れた会場は車でめぐりました。廃業したアイススケート場の床にむき出しになったパイプや塩田千春の屋内に張り巡らされた赤い糸などが見ごたえがある。夕方6時の閉場間際に1日目の鑑賞を終了。

翌日の日程を考慮して、夜のうちに半田へ移動して一泊。夕飯は近くの居酒屋で済ませました。

翌朝は朝の時間を活用して、半田市内で朝9時から開くという半田赤レンガ建物を見学。昔そこで生産していたというカブトビールの歴史を知る。他にもミツカンミュージアムや國盛酒の文化館、運河の街並みなど見に行きたいところがありましたが、今回の目的はあいトリの作品鑑賞ということで次の会場へ移動。

2日目は常滑から。週末1日500円の料金を払って常滑市陶磁器会館に車を停め、やきもの散歩道に配置されている作品を鑑賞。かつて栄えたやきものを目当てに今は観光で人が訪れている街の雰囲気がいい。土のお菓子の作品は甘ったるいにおいも含めて面白かった。少し離れたINAXライブミュージアムの作品も見に行きましたが、有料の展示を見たり体験教室に参加する余裕はなかったです。

最後になる4つ目の会場は、昔ながらの古い街並みが保存されている有松地区。古い家屋に作品が展示されていて、その中でも無数のガラス玉がぶら下げられた作品がステキでした。

初日午後もですが、2日目街を散策している間は蒸し暑くて難儀しました。それでも歴史を感じる街を歩くのは楽しいですね。夕方4時半過ぎには最後の作品の鑑賞を終え、ゆっくり帰宅することにしました。