加湿器(つづき)

評判がいいので今日も加湿器ネタを。

いまうちにあるのはスチーム式という水を沸騰させて水蒸気を放出して湿度を上げるタイプのものなのですが、最近の流行は水を含ませたフィルタにファンで風を当てて気化させて、湿度の高い空気を放出するという方式です。一昔前、超音波式の加湿器で問題になった加湿器病に対して、最近の気化式は抗菌フィルタやイオン除菌などで対策をしています。気化式は湿度を上げる効果が緩やかなので、温風を当てて気化をうながすハイブリッド式も出ています。

スチーム式が水を電気で沸騰させるのに対して、気化式はファンを回すだけなので消費電力が少なくてすみます。ハイブリッド式で温風を当てるとなると消費電力が多くなりますが、スチーム式よりは省電力で、ヒーターを切ってファンだけで運転すれば消費電力は抑えられます。また、スチーム式は内部にカルシウムなどのミネラル分が付着して定期的な清掃が必要になる一方、気化式はフィルタを1〜2シーズンに1度(2千円程度)交換する必要があります。気化式はファンの音が結構大きい点と、ヒーターを使わない場合には出てくる風が冷たいので室温が下がるという難点があるようです。スチーム式は高温の水蒸気が出てくるのでヤケドに注意が必要です。

うちのスチーム式は年を重ねるにつれミネラル分が内部に強固に付着して、掃除しても取り除けないのが気になっています。また冬の間は夜も付けっぱなしの状態なので、電気代を抑えられる気化式が経済的にもよさそうに見えます。

以下のような製品が売れ筋のようです。

スチーム式より電気代が1万2千円もお得と言われると、ちょっと考えてしまいます*1

*1:あ、考えません?うちだけ?