立山黒部アルペンルートを行く(2日目)

1日目から続く。

早起きして6時から朝食を取って8時には富山市内のホテルを出発。立山から扇沢へ抜けるアルペンルートを行くのにいくつもの交通機関を乗り継ぎました。


  1. ケーブルカー: 立山→美女木
  2. 高原バス: 美女木→室堂
  3. トロリーバス: 室堂→大観峰
  4. ロープウェイ: 大観峰→黒部平
  5. ケーブルカー: 黒部平→黒部湖
  6. 徒歩: 黒部湖→黒部ダム
  7. トロリーバス: 黒部ダム扇沢

まだ9時前にも関わらず立山駅には大量の人。自分のツアーグループも実際にケーブルカーに乗れるのは1時間以上後の10:10。一般ツアー客のチケット購入待ちの長蛇の列を見て、今回ツアコンのお兄さんがチケットの世話をしてくれて本当によかったと思いました。近くの立山カルデラ砂防博物館は無料で見られるゾーンがあるので、時間つぶしにおすすめ。

ケーブルカーから高原バスまではスムーズ。高原バスはマイカー乗入れ不可の道をガンガン飛ばして進んだものの、もうすぐ到着というところの雪の大谷に差し掛かったところでストップ。どうやら室堂の駐車エリアにバスが多すぎて入れないらしく、窓から雪壁が見えているにも関わらず、交通整理がつくまでバスの中で無駄な時間を過ごしました。

室堂ターミナルの屋上から雪一面の外に出て、山を眺められるエリアに座り込んで昼食。雪に反射して晴天の太陽は眩しすぎ、白い山々の姿はまさに美しい。お腹が満たされると追い立てられるように今回の旅行のメダマ、雪の大谷を見学に。今年の雪壁は15メートルにもおよぶようで見上げる高さは圧巻、何とかこの様子を記録に残したいと何枚も写真を撮りました。

トロリーバスにて大混雑で混乱気味の室堂ターミナルを後にして大観峰へ。トロリーバスとは電車のように架線から電気を引いて走る電気バスのようなもので、今や全国でもこの立山黒部アルペンルートの2箇所でしか走っていないそう。大観峰でもまた大混雑。施設いっぱいに人が詰まっている状態で、息が詰まるので次の出発時間までなるべく展望テラスにいてキレイな景色を眺めていました(ここも人でいっぱいでしたが)。

ロープウェイで下りた黒部平では、少し下がっているものの、展望台からの360度の眺めが素晴らしかった。更にケーブルカーで黒部ダムまで下りてトロリーバスの駅まで黒部ダム堰堤を徒歩にて移動。歩いていくうちに正面にそそり立つ赤沢岳の雄大なこと。時間の都合で駆け足の移動になりましたが、朝のラッシュ時並に混み合ったトロリーバスに次に詰め込まれるとあっという間に扇沢到着。

その後は、立山から回送してきた観光バスに乗り込み松本駅まで。夕食休憩を取った後、夜8時ちょうどに松本を出る特急スーパーあずさで東京方面まで戻ってきました。