山形ビエンナーレ2018(初日)

このところ芸術祭の楽しさにはまっています。今週末は山形市で行われている「山形ビエンナーレ2018」を観に行ってきました。

いつものように高速道路の渋滞を避けるため金曜日の夜から出たのですが、出発したのが日が変わってからだったので、都内を抜けて東北道を走り始めた後すぐに力尽きて、早めのSAで仮眠しました。朝ごはんを食べたりして山形市の会場の「文翔館」に到着したのがもう10時。駐車場が混んでなくて良かったです、あいにく雨が落ちる中、まず正面広場の「さんもん」を眺めてから館内を巡りました。元々これは県庁と県会議事堂だった歴史的な建物で、現在郷土資料館となっているところにビエンナーレの作品を持ち込んでいるようです。

文翔館から歩いて行ける街中にも作品が分散していて、この頃には雨も上がり、作品を見ながらブラブラしました。こちらのBOTA coffeeというカフェにてガパオライスのランチとコーヒーをいただきました。

夕方4時の開演に合わせて文翔館の議場ホールまで戻って即興ライブ「山のヨーナ」を観覧。本展の芸術監督を務める荒井良二さんによる山に住む「ヨーナ」という女の子の、山の峠に開くお店で何を売っていそうか観客たちと思いを巡らし、シンガーソングライターの寺尾紗穂さんのピアノと透明感のある歌声に合わせてゲストが朗読するという不思議な時間を過ごしました。

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続いて、6時半から開催の「みちのおくのBAR」というイベントに参加するため移動。当日整理券の配布が既に始まっている時間だったので、40人の定員がいっぱいになっていないか少々心配しましたが、1人300円のお通し代を払って問題なく受付。6時の開場まで、立ち飲みエリアで漬物をつまみながら今日のマスター作のスパークリングワインをグラスでいただきました。

毎回違うゲストを招いてマスターが変わるという趣向の講演会、大部屋に座布団を敷いて、見知らぬ他のお客さんたちが40人も膝附合わせ肩寄せ合って、漬物他をつまみながらお酒を飲みつつマスターの話を聞くという趣向。今回は、ナチュラルワインを作っているGrape Republicの主宰者の藤巻一臣さんが今宵のマスターを勤めました。お酒も入ってお客さんはみんな彼の熱い語り口に引き込まれていましたよ。

先のBARでは夕飯には物足りなかったので、もう1件オープンな感じの焼き鳥屋で地酒をいただいてから帰りました。本当は昼間張り紙を見た「BARヨー子」に行ってヨーグルトのお酒を試してみたかったのですが忘れました。今夜は車でなくビジネスホテル、立派な高層ビルの上の方の部屋だったので眺めが大変良かったです。