ボルネオ旅行4日目

この日は午前中"River Excursion, Crab Catching and Batik Painting Experience"なるツアーを取ったので早起き。通常クルーザーで行くところ、ツアーの参加者がうちの家族の4人しかいないので小型のボートに変更になったとのこと。その代わり、参加費が半額になったので喜んだ:-)。

ワンボックスの車で移動すること約10分。まず掘っ立て小屋の下でバティックペインティング体験。木枠に布が留めてあって既にロウで下絵が描かれている。下絵の中を塗り絵の要領で6色ある絵の具を水でのばして塗っていくが、各領域はロウで分けられているので丁寧に描けば色は混ざらない(はみ出ると混ざる)。あまり時間もないと言うことで、色の選択や筆遣いはかなりいい加減に、それでも色を塗ってみればそれなりの雰囲気の絵柄が浮かび上がった。

あれがキナバル山だと指差され、雲の上に出ている山の頭を見ながらボートに乗り込んでクルーズへ出発。川といってもでかい。海に近いからか住んでいる魚達も汽水性とのこと。川岸はびっしりとマングローブに覆われている。途中、カニ漁の仕掛けを投げ込む。所々で魚釣りだか漁だかをやっているボートに出会うのだが、それが礼儀作法なのだろうか、遠く離れていても決まってボートのスピードを落とす。ゆっくり進んでいると日差しが暑くてムシムシする。マングローブには葉っぱの大きいのと小さいのと2種類あると言われてもちっとも区別がつかない。カキや貝の養殖場を過ぎてしばらくいくと大きな水上村に到着。家は建ててから4〜5年で建替える必要があるらしい。そのときには、海は広いので好きなところに建てていいというのは気に入った。ガイドのお兄さんもメンバーだというドラゴンボートの練習をしていた。

帰りがけにカニ漁の仕掛けを引きあげる。仕掛けは中に魚の切り身を入れた金網にペットボトルの浮きをつないだシンプルなもの。5つの仕掛けにばらけて3匹入っていた。2匹はMad Crabとのことだったが、モミの投げた仕掛けにかかったカニは甲羅の色が綺麗で少し大きめだった。

午後はプールで過ごす。この日は夕方Sunset Cruiseにもいくつもりだったのだが天候不順でキャンセルとのこと。確かに雨がパラついてきたと思っていたら、夕方ものすごいスコールと雷。プールサイドでしばらく待ったがひどくなる一方で、傘を借りて部屋に戻った。雨が降った日はロハのビールということでLobby Loungeに滑り込みセーフ。屋台スタイルのプールサイドレストランのバフェでお腹いっぱい(蒸した・焼いた・カレーで煮込んだエビがおいしかった)。