4年前から使っているDeskMiniのOSが載っているメインSSDですが、容量250GBで空きが少なくなっています。OSのアップデートごとに空きが必要なので、あまり使わないソフトは消さざるを得ない状況でした。不便なのでより容量の多いSSDを購入して換装することにしました。
購入した新しいSSD
先日のプライムデーで購入したのはSamsungのこの製品。SSDにあるOSと、HDDにあるデータを一緒に格納できるよう1TBにしました。15,990円でした。
日本サムスン 980 1TB PCIe Gen 3.0 ×4 NVMe M.2 (2280) 最大 3,500MB/秒 内蔵 SSD MZ-V8V1T0B/EC
当初の移行方針
新しいSSDを入れてPCにつなぐための外付けM.2アダプタが手もとに無いので、一旦手元にある外付けのUSBディスクに現行ディスクの内容をクローンして、PC内部で新旧SSDを換装して、USBドライブからブートして内容をクローンし戻す方法で行こうと思います。
外付けUSBディスクの初期化
外付けUSBドライブの中身は以前別のPCから抜き出した同じ容量のSSDで、既にGPTフォーマットされていたので、現行SSDと同じMBRにするため次の手順でフォーマットしなおしました。
- cmd.exe
- diskpart
- list disk → 0が内蔵SSD、1が内蔵HDD、2が外付けUSBディスクでした
- select disk 2
- clean
- create partition primary
現行SSD→外付けUSBドライブのクローン
クローンには今回AOMEI Backupper無料版6.5.1を利用しました。MBRディスク間のクローンなら無料版でも可能という触れ込みです。
Windows向けのバックアップフリーソフト | AOMEI Backupper Standard
過去に同じ目的で使っていたEaseUS Todo Backupは無料版ではクローンできなくなってしまったようです。
ブート失敗
長い時間かけてクローンが終わって、さあ外付けUSBドライブからブートして見たら、なんとブルースクリーンで起動できず。手持ちのUSBインターフェースが安くて互換性が悪かったのか。
方針転換
仕方ないので一からやり直すことにして、Windows標準の機能を利用してシステムイメージを作成して、USBの復元ドライブからブートしてリストアする方針に変更。
うまく行った手順
最終的に以下の手順をとりました。
- 現行SSDを戻してブート
- 外付けUSBドライブをつないでドライブ全体を一つのパーティションとしてフォーマットしなおし、システムイメージが入る容量を確保
- Windows標準機能でシステムイメージを外付けUSBドライブに取得
- 別のUSBドライブに回復ドライブを作成
- 内蔵SSDを換装、間違って上書きしないように内蔵HDDも外す
- 回復ドライブからブート
- メニューからシステムイメージのリストアを選択、新しい内蔵SSDへのリストアが始まる
- リストアが終わると自動的にリストア後の新しいSSDからブート
- システムパーティションが元のサイズだと小さいので少し拡張
内蔵HDDの内容をコピー
新しいSSDの領域を調整して、残りの領域を一旦Eドライブとしてマウント。内蔵HDDを元に戻して内容をコピーしましてDとEドライブを交換しました。